2014年02月20日

他者との関係性に有効な「Iメッセージ」

こんにちは!「きらめきの駅」の菊地ですぴかぴか(新しい)

今日も自由に生きていますか


今日は「話を聞ける」の最後です。

これまで何度か「Iメッセージ」についてお伝えしてきました。

最後はこの「Iメッセージ」で締めたいと思います。


不適切な育児や教育ではおよそ「YOUメッセージ」が用いられてきました。

それによって人は自分に能力がないと思い知ることとなり不自由な物事の捉え方に陥ってしまうのですが、それに対して「Iメッセージ」に囲まれて育った人はしっかりと自分の能力を捉えて自由に生きることができます。

「Iメッセージ」はすべての人に有効です。

不幸にもディスカレッジされた大人よりも、自由な子供の方が「Iメッセージ」を受け止める力は大きいものです。

認知症の方はどうでしょう?

認知症の方を語る際、認知症という括りで捉える人がとても多いのですが、その人がどの程度ディスカレッジされてきたかによって様々な行動様式を採用するので、単純な話ではありません。

非常にディスカレッジされてきた人には「Iメッセージ」もなかなか届きにくいのですので、そのような人が認知症なったとしても同様となります。

それでも「YOUメッセージ」よりも「Iメッセージ」の方が有効なのは言うまでもありません。

非常にディスカレッジされてきた人がいかにして勇気づけられるか。

これは本人に与えられた課題ではありますが、周囲の人にもできることがあるということです。

自分の考えを相手に伝えたいのであれば、「YOUメッセージ」ではなく「Iメッセージ」を使いましょう。

「ダメ」
とか
「でもね」
などという言葉は「YOUメッセージ」につながっていきます。

自分の気持ちを伝えることを大事にしたいと思います。
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2014年02月11日

他者との関係性

こんにちは!「きらめきの駅」の菊地ですぴかぴか(新しい)

今日も自由に生きていますか


今日は「話を聞ける」の続きです。


不自由な捉え方をしている人は、きまって「話を聞けない」人です。

不自由な捉え方をする人の多くに、他者との関係性が良くないことが挙げられます。


他者との関係性が良くない人と話をするとどうなるでしょうか。

他者との関係性が良くない人は、話の内容とは異なる部分に焦点をあてます。

例えば、表情とか言い方とかです。

自分を正当化するために、話の内容そのものではなく、相手の表情や言い方を重要視することで自分を保とうとします。

そのような人とは対話なんて到底できません。

こちらがいくら対話を望んだとしても、その人はこちらの話の内容よりも表情や言い方の方を重要視するのですから、有益な対話が継続するわけがありません。

そしてきまって相手を悪者にします。

「あんな表情で言われたら言い返せない」
「あんな言い方されたら何も言えない」

パワハラと言われるような表情や言い方なら論外でしょうが、不自由な捉え方の人は相手の些細な表情や言い方に敏感に反応します。

この点を誤って捉える人が多いわけです。

ですからしっかりと対話をして相手の話を聞こうとする人は、随分と煙たがられるということです。

だって対話を続けると、どうしてもうるさい感じになりますもんね。

しかし不自由には生きたくはないですから、いくら煙たがられても自由に生きるのです。


続きは次回です!
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2014年02月09日

口下手

こんにちは!「きらめきの駅」の菊地ですぴかぴか(新しい)

今日も自由に生きていますか


今日は「話を聞ける」の続きです。


あなたは自分のことを、

「口下手」

だと思いますか?

「口下手」の意味は辞書においては、

〜話すことが不得意で、思うことを人にうまく言えないこと〜

となっています。


鋭い人は気づいたかもしれませんね。

自分が思うことを人にうまく言えないということは、対話ができないということです。

対話ができないということは、話を聞けないということです。

ですから、口下手の人は実は、

聞き下手

だから口下手だということなのです。

自分のことを「わたし、口下手だから〜」という人はよくいます。

しかし「わたし、聞き下手だから〜」という人はあまり聞いたことがありません。

要するに、口下手は自分の評価を下げる内容とは思っていないのですね。

でも自分が聞き下手とは言わないのは、聞き下手は自分の評価を下げると思っているのです。

しかしながら、口下手な人は聞き下手であるので、今後自分のことを、

「わたし、口下手だから〜」

という人がいたら、

「わたし、聞き下手だから〜」

と言っていると思っていいですよ。


対話に必要なのは、自分の思うことを人に伝えることです。

うまくなくたっていいのです。

繰り返していけば、徐々にうまくなるものです。

自分が口下手だと公言しているようでは、徐々にうまくなるわけはありません。


口下手で結構。

でも精一杯の対話を心がけて行なう。

そうすると相手の話を聞けるようになる。

それを根気良く繰り返していけば、必ず口下手ではなくなります。


口下手であることを言い訳にして聞き下手になることは、自分を不幸にするだけです。


続きは次回です!
posted by きらめきの駅 at 14:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 話を聞ける | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする