2015年10月27日

待つということ

こんにちは!「きらめきの駅」の菊地です


今日も自由に生きていますか



前回の続きです。


よりよい介護を、

〜その人の持っている能力をできるだけ発揮してもらいながら、安全・安楽に動作を行なっていくために必要な手伝いを行なうこと〜

とすれば、逆の内容は好ましくない介護だということです。


それでは見ていきましょう。

最後は「待つということ」です。


待つことが苦手な介護者はとても多いように感じます。

待つことがうまくできないとタイミングなどが介護者中心となってしまうので、その人の持っている能力をできるだけ発揮してもらえないことになります。


では、なぜ待てないのでしょうか。

介護者からしてみれば、時間がない、というのが一番の理由のようです。

しなければならないことが多いので時間がない

しっかりと待たずに手を貸しすぎる

高齢者のできることが減る

もっとしなければならないことが増える

このような悪循環になっているのですね。


介護が必要な方の自分でできることが増えれば介護者も楽になるのですが、介護者が待てないと自分で自分の首をしめることになるのです。

これでは双方ともに好ましくない状況になりますね。


しっかりと待つことが重要です。

動きは相手のタイミングに合わせてください。

できることは多少時間がかかってもやってもらってください。

主人公は介護者ではないのです。

介護者が主人公にならないように気をつけることが必要です。



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2015年10月23日

引くではなく押す

こんにちは!「きらめきの駅」の菊地です


今日も自由に生きていますか



前回の続きです。


よりよい介護を、

〜その人の持っている能力をできるだけ発揮してもらいながら、安全・安楽に動作を行なっていくために必要な手伝いを行なうこと〜

とすれば、逆の内容は好ましくない介護だということです。


それでは見ていきましょう。

今回は「引くではなく押す」です。


自分の力だけでは立ち上がることのできない人は、何かに頼ることで立ち上がることができます。

そのうちの一つに「手すり」があります。

手すりを使って立ち上がる時に気にかけたほうがよいのが「引くではなく押す」なのです。

手に力が充分にある人ならば手すりをつかんで引くことで立つことができますが、その場合の動きは自然な動きでしょうか?

おおよそ手すりを引っ張って立つ動作は、自然な動きと比べるとかなり無理があるはずです。

このように考えると、手すりは引いて使うものではないのですね。

ではどのように使うものなのか?ということですが、押して使うものなのです。

「押す」という動作は手に力が充分になくても可能です。

手すりを押して使う時の動作は自然な動きと同じ動作となりますので、負担が少なくてすみます。


ということで、介助する人の手が手すりのかわりとなって立ち上がり介助する場合も、引っ張ったり引っ張られたりしてはいけないのですね。

押してもらうような誘導をするべきなのです。

立ち上がる時には下の方へ誘導し、

お尻が浮いてきたらゆっくりと上の方へ誘導するといいでしょう。

いきなり上や横に引くことはNGです。


次回は「待つということ」です。



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2015年10月22日

片足一歩前へ

こんにちは!「きらめきの駅」の菊地です


今日も自由に生きていますか



前回の続きです。


よりよい介護を、

〜その人の持っている能力をできるだけ発揮してもらいながら、安全・安楽に動作を行なっていくために必要な手伝いを行なうこと〜

とすれば、逆の内容は好ましくない介護だということです。


それでは見ていきましょう。

今回は「片足一歩前へ」です。


車椅子などからベッドなどへ移る場合、足腰に力があってバランスが保てる人は自分で両足を動かして移ることができます。

しかしながら、足腰の力が弱かったりバランスが保ちにくい人はなかなか両足を動かすことができません。

そのような方の移乗介助の場面で、両足ともしっかりと後ろに引いて立ち上がるようにしてはいけないのですが、これまたよく目にする介助場面です。

そしてその場合の介助者は、

「足を動かして!頑張って!」

と言ってみたり、

そのまま強引に移乗を完了させたりします。

自分の介助方法を見つめ直すことなく、なかなか足を動かせない人に無理を言ったり、強引に移乗を完了させて相手の足がねじれてしまうことにお構いなしという介助者なのです。

ひどいと思いますか?

でも意外に多いのですよ。このような介助をしている職員は。


それではどうすればいいのか、ということですが、移乗する方向の足を一歩前に出すと良いのです。

反対側の足はしっかりと後ろに引きましょう。

可能であれば、両足の向きを移る方向の反対側に少し斜めにすると移乗した後の姿勢がスムーズになります。

たったこれだけで、足を動かさなくてもいいですし、足がねじれることなく移乗することが可能となります。


次回は「引くではなく押す」です。



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※新規の利用や利用日の追加につきましては、空き待ちとしてのお申し込みを受け付けています。


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