
今日も自由に生きていますか

前回の続きです。
これまで「人生の目標」の達成に近づくために必要なことを見てきました。
しかしながら、いろいろな人がいますので、ケアに活かすためには、そのことに着目していない生き方をしてきた人に留意した方がいいはずです。
これからは、その点について考えていきたいと思います。
できないことが増えてきた方に対して、我われにできることを考えましょう。
更にその方は、
「自分には能力がない」
「他者は仲間ではない」
と思って生きてきました。
このような方へは、存在そのものを肯定してもらうことが必要です。
そして、自分のことを仲間と思ってもらわなければなりません。
他に何が必要だと思いますか?
〜ダメ出しをしない〜
人に何かを言われることに異常に反応する人っていませんか?
何でもかんでも「怒られた」と感じる人とか。
このような人の特徴としては、失敗を教訓にできない、という点があります。
要するに、同じ失敗を繰り返す人だということです。
自分で失敗を教訓にできないし、他人に言われたことを素直に受け取れないのです。
そして、いつも他人の顔色をうかがって生きています。
さあ、このような人が認知症になると大変です。
できないことが増えますから、周囲の人からダメだしをされます。
自分が最も嫌ってきたことをたくさん受けるのです。
ですから、私たちは不自由な生き方をしてきた人にこそ、より考えて対応しなければならないのです。
「ダメダメダメダメ!!!!」
とダメ出しを連呼のおまけつきで行なう介護職員がいます。
これではいけません。
ダメなことでも、落ち着いて止める声かけをすればよいのです。
何も考えていないと「ダメダメダメ」になるのですよ。
意識しているかどうかが問われます。
認知症の人にタメ口を使う人も意識が問われます。
だってその人は認知症ではない人には敬語を使っているのですよ。
どうして認知症の人にはタメ口なんでしょうね?
自分の親が認知症になった時に、同じことをされても何とも思わないのでしょうかね。
もっと想像力を働かせたほうがいいと思います。
続きは次回です。
<きらめきの駅 快娯教室>
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9月13日(水) 16:30〜17:30
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空き人数は、
日曜日:0名
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水曜日:1名
木曜日:0名
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土曜日:0名
です。
<サービス付き高齢者向け住宅 きらめきの駅 空き状況>
現在は18.21uの居室が1室空室の状況です。
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